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子どもの在宅医療に☆『 医療従事者と家族のための小児在宅医療支援マニュアル』(気管切開)

対象者

性別
年齢 3歳
診断・症状 気管切開 経管栄養

実践者

保護者(母) 娘が気管切開を勧められていたとき(生後半年頃)、小児の気管切開の手術で有名な耳鼻科医にお話を聞きに行ったのですが、その病院の図書コーナーで偶然出逢ったのがこの本です。

ハウツー

『 医療従事者と家族のための小児在宅医療支援マニュアル 』
船戸 正久
高田 哲 編著
メディカ出版

第1章は、小児の在宅医療の現況として小児の在宅医療が増加している理由や、医療的ケアにまつわる問題、在宅医療の意義について等、幅広く述べられています。医療技術の進歩や、医療機器の小型化により重い障害を抱えている子も家で家族と一緒に過ごせるケースが増えてきています。家族とともに暮らすことは子どもの発達に影響を与え、また子ども自身の「役割」が生まれるようにもなります。その反面、医療ケアが家族の過剰な負担になってしまいがちなことや、学校における医療的ケアの程度には地域差が大きいこと等の問題点も指摘されています。

第2章では医療的ケアの具体的な方法について、多くのページを割いて解説されています。
●在宅経管栄養法
●在宅自己導尿法
●在宅自己注射法
●在宅自己腹膜灌流(かんりゅう)法
●在宅中心静脈栄養法
●侵襲的酸素療法
●侵襲的在宅人工呼吸療法
●非侵襲的在宅人工呼吸療法
●在宅悪性腫瘍鎮痛および化学療法
その他、解熱薬や抗痙攣薬、吸入についての記述もあります。この中で娘に関係のあるケアは
●在宅経管栄養法
●侵襲的在宅人工呼吸療法(のうちの気管切開)
です。
在宅経管栄養法のページでは、経管栄養剤の種類や特徴、注入姿勢の工夫などが書かれていて、とても役に立ちました。
一般的なケア方法が詳しく書かれていますが当然ながらその子によってやりやすい方法が違うし、支給される物品にも限りがあります。医師や看護師からの指導を受け、この本を参考にしながら、娘に合うケア方法を見つけていっているという感じです。

第3章は在宅生活でのさまざまな支援や、社会資源(医療や福祉に関する色々なサービス)についてまとめられています。各種手当や手帳のことなどについて、概要がわかりやすく書かれています。(地域差があるので詳細は市町村の窓口に確認する必要がありそうです)

コツ・ポイント

マニュアル、というタイトル通り、在宅で医療ケアが必要な子がいる家庭にとってあると安心できそうな一冊です。

ちいさなふたば

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