耳掛け式補聴器のお試し☆使ってみての感想(屈曲肢異形成症)

対象者

性別
年齢 4歳
診断・症状 屈曲肢異形成症
気管切開 呼吸器装着

実践者

保護者(母) 補聴器を、ベビー型から耳掛け式にすることを検討中。

ハウツー

今月の初め頃、掛かりつけの病院の補聴器外来で相談して、まずはデモ機を借りて1週間使ってみることになった。

病院のSTさんから聞いた話では、耳掛け式には、普通はお座りが出来るようになるくらいで移行するらしい。

寝たきりの子は、ベビー型を使うのが一般的なよう。

ただ、りょうくんのように、背ばいでジリジリ移動したり、補聴器本体をポイポイ投げてしまう場合についてはよく分からない(経験がない)そうで、まあ試して良ければ意見書書きますよ、ということだった。

借りられたのは1個だけだったので、イヤーモールド(これは自分のもの)を付け替えつつ、左右それぞれ3日間試用することになった。

懸念されることとしては2つ

・ハウリングが増える(これは耳掛け式によくあることらしい)
・頭を床に擦り付けた時に外れてしまう

使ってみて、ハウリングに関しては、確かにベビー型に比べて結構シビアかなという気がした。

特に、音を大きく設定してある左では、私にも聞こえる大きさのピーピー音で、りょうくんが突然大泣きした?と思ったらハウリングしていた、ということが何度も。。

これは、相談して、イヤーモールドを作り直す際に、より密着度の高いものにして貰うことになった。(どれ程効果があるか分からないけど、音が漏れにくければハウリングもしづらい、ということみたい)

そして、外れてしまうかどうかは・・

上(天井)を向いている分には、当たり前だけど、大丈夫。

左右に首を振るくらいなら、意外とOK。

だけど、ガッツリ横向きは、さすがに・・・・

まあ、予想通りかな。

ただ、やっぱり補聴器のコードが無いのはスッキリするし、りょうくんが気にして取ってしまうかな?とも思っていたけど案外大丈夫で。

出来ればこれでいきたい・・

ガッツリ横向くと外れてしまうのは、ベビー型のイヤーモールドでも一緒と言えば一緒だし。

そこで、少しでも外れにくいようにと編み出した苦肉の策がこれ↑

補聴器の本体を耳の前につけている。
(もはや耳掛け式ではない)

本体が普通に耳の後ろについている場合、りょうくんが寝たまま横を向くと、後ろから押されて、イヤーモールドと一緒に外れてしまいがち。(外れなくてもイヤーモールドがずれてハウリングしたり)

でもこれなら、多少横を向いても大丈夫。

抱っこするときも、頭の後ろを抱えるようにするので補聴器に接触して外してしまいがちだったけど、本体を前にしたらいい感じ。

これだ~!と思い、1週間後の外来で、STさんに相談してみた。


STさんの話では、

補聴器本体にはマイクがついていて、それは、本体が耳の後ろについている時に、前からの音を拾いやすいように出来ている、本体を耳の前にしたら、前から話し掛けられた言葉が、後ろから聞こえているような感じになるはず。

まあそうだよね・・・・・

だけど最終的には、それでも補聴器を両耳つけられることの方が有益だろうから、ということで、一応OKして貰えた。


すぐにイヤーモールドの型どりをして(予想通りギャン泣きで大変だった)、本体を修理に出し、出来上がるのは1ヶ月後くらい、ということだった。

今は、ベビー型の貸し出し器を使っている。(耳掛け式は数が少ない為)

出来上がったら、いよいよ、ようやく、左右補聴器をつける生活が始まる。


余談だけど、最近のりょうくん、補聴器無しでもこちらの言うことを理解している時がある。

「**(名字)りょうくーん」と呼ぶと、はーいと手を挙げたり、お腹のガス抜きの時に「おなか」と言うと、胃ろうチューブをひょいっと渡してくれたり。

口の動きを見ているのかな?

多少聞こえている音を拾っているのかな?

STさんに話したら、だったら尚更、補聴器をつけてあげると理解が進むんじゃないか、と言われた。

なるほど・・・

素人考えで、補聴器いらないかも?なんて思いそうになっていたけど。

耳掛け式、楽しみだなぁ!

ケアチャネルより一言

生活に応じていろいろな工夫が必要です(^^)
日常生活がよりスムーズになるためにはどうしたらいいか、常に考えたいですね☆

3+2のはなし*人工呼吸器と暮らす*

※記事内で紹介している方法等は、あくまで体験者の対象者に合わせた実践例であり、全ての対象者の症状・状況に適しているものではなく、当社において安全性・効果・不具合の不発生等を何ら保証するものではありません。

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