胃ろうの自己抜去☆事故抜去時対応の見直し(気管切開)

対象者

性別
年齢 13歳
診断・症状 気管切開(永久気管孔、カニューレフリー)
胃瘻

実践者

保護者(母) だだへこみです。とうとうやってしまった、胃ろう自己抜去。

ハウツー

抜いてしまった時も、再挿入時も、きっと痛かったと思います。

めい、ごめん。私の対策不足。



再発防止のために、抜去防止策の見直しと抜去時の対応等整理してまとめておこうと思います。


胃ろう自己抜去と抜去時の対応


過去の事故抜去

めいが胃ろう造設手術を受けたのは3歳になる少し前の事でした。

胃ろうはもう10年の付き合いになりますが、これまでに2度、嘘みたいに簡単に抜けたことがあります。

原因は抱っこした時の、本人の腹圧。

事故抜去でした。


めいは首も腰もすわっておらず、体がふにゃふにゃです。抱っこがとても好きで、抱き上げると嬉しくて体をキューっと丸めて震えるほど笑うのですが、その時の体の丸まり具合と大笑いによる腹圧と角度など、不運が重なったのでしょうか、おなかのあたりから

「ポン」

と音がしました。

なんの音?と思い、念のため服をめくってお腹をチェックすると、取れるはずのない胃ろうボタンが、バルーンが膨らんだままの状態でコロンと出てきたのです。

めいはにっこにこで、孔も無傷でした。なにそのイリュージョン…

同じことが2度ありました。

それ以来胃ろうボタンのバルーンの水チェック用のシリンジを持ち歩き、いつでも再挿入できるよう備えていました。



今回の自己抜去



めいは気管切開の手術後から吞気が多くなり、特に呼吸器をつけるとそれがひどくなり、嘔吐してしまうため就寝時呼吸器を装着するとき一緒に胃ろうチューブ解放、胃の空気抜き用のボトルを繋いでいます。

今回はそのボトルのチューブを目が覚めた時にどうやらひっぱってしまったようでした。あの日は私が起きるよりも先に目が覚めていたようでした。

動きが出てきたのは喜ばしいことですが、意思を持って自分で動きを制御することができず、0か100か、みたいな動きをします。

今回のように痛みを伴う動きしてしまったときに手を引っ込めたり、力をゆるめたり、ということができないのです。おそらく、チューブにちょうど手がひっかかり、ギュッと胃ろうが抜けるまでひっぱりきってしまったのだと思います。

過去の事故抜去とは違い、明らかに力が加わり自分で引っこ抜いてしまったため出血もありました。



再発防止のために



とはいえ就寝時胃ろう解放用ボトルはやっぱり必要です。

なので、注入棒の取付位置を見直し、ボトルを吊り下げる位置をめいの足の方にずらし手が届きにくい位置へ動かすことにしました。



抜去時対応


これまでは抜けた胃ろうボタンのバルーンの水を抜き再挿入していましたが、今回は孔が縮み始めていて、再挿入ができませんでした。

そのため応急処置として吸引用カテーテルの10Frを挿入しテープで固定し病院へ向かいました。(胃液が漏れるのでチューブの先は吸収パッドで巻いていきました。)



受診後病院から、今後もしも同じようなことが起こった時のためにネラトンカテーテル(導尿用)の14Frのものを1本くださったので、これをめいのバギーのポケットに入れ携帯しておくことにしました。

手持ちの吸引カテーテルは10Fr、確かに14Frネラトンの方がより太く孔が閉じきるのを病院に着くまでの間少しでも防げそうです。

また、ネラトンは吸引カテーテルより先が丸く、縮み始めた胃ろう孔にも入れやすいかもよ、とのことでした。


個人差もあると思いますが、術後10年も経つというのに、胃ろう孔、思ったよりも早く縮みます…

胃ろうっ子のみんな、抜去時対応は必ず主治医の先生と相談しておくんだ…いいね…

(少し前に、胃ろうからの漏れ改善のために孔を縮めるべく入院して胃ろうを一時抜去した時、閉じていく想像以上のスピード感を経験済み)
気を取り直して生活は続く



めいにしっかり謝って反省したら、また毎日は続きます。なるべくなら繰り返さずに済むように。痛い思いはさせずに済むように。

よし、がんばろ。

ケアチャネルより一言

在宅生活、予期せぬ事がよく起こります、、、
そしてその都度自分を責めてしまったり。。
ですが、日々は続くので、1つ1つともに前に進んでいけたら(^^)

ぼくらはみんな生きていく

※記事内で紹介している器具・製品等は、当該器具・製品等の取扱説明書等をご覧の上、正しくお使いください。記事内で紹介している器具・製品等の使用方法を含め、記事内の方法は、あくまで体験者の実践している方法であり、当社において安全性や症状の改善・効果等を何ら保証するものではありません。実際に実践される場合には、当該対象者に対して実践可能な方法かどうかなどについて、医師等の専門家にご相談の上、かかる専門家の指導の下、実践してください。

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