居場所がない?!☆電車での車イスは困難のあとに・・・(人工呼吸器)

対象者

性別
年齢 3歳
診断・症状 気管切開 呼吸器装着(人工鼻併用) 胃瘻

実践者

保護者(母) 電車に乗って、動物園でパンダを見てきたそら♡

初電車にもかかわらず行きはスムーズに移動できたのだが...
帰りはやはり待ち受けていた、困難が (ŎдŎ;)

ハウツー

動物園で遊んだ後、電車が混まないうちに帰ろうと早めに駅に向かったのだが、疲れからか?蒸し暑かったからか?そらの吸引が増え、さらに(ふだんは体験しない)都会の人のごった返しにあったり、と時間をロス。

なんとか駅のホームに着いて駅員さんに声をかけ、行きと同じ電車に乗ったのだが...
周りを完全に人に囲まれた!
壁側とかはじに行きたかったが混んでいたから仕方ない

しかもそらがタン増でちょっと表情が苦しそうだったので、もちろん呼吸器をつけていたのもあるのだろうけど、囲まれたあげくみんなにガン見される!!!!
嫌~な雰囲気だったわー。
こんなところで吸引はできないし、さらに混んできて誰かにじゃま扱いされるのもイヤなので電車を降りた( ꒪⌓ ꒪)|lii|

車椅子マークがついてる車両があっても、実質混んでいたらあまり意味ないな~。
優先席はお年寄りや妊婦さんに、というのはもう日本中に浸透してきているけど、車椅子の人に対しての電車利用はまだまだ課題が多いね。

電車を降りて向かったのはみどりの窓口。
お金を払ってもいいから、そらが安全に帰れる方法はないか相談してきた。

そして普通電車のグリーン券を買うことになった。
2階席になっているけど、入り口からフラットになっている席もあるから車椅子(バギー)でも大丈夫だという説明だった。

しかし...
実際乗ってみたら確かに段差のない席もあったけど、通路が狭すぎてバギーを置いたら通路をふさぐことになる(゚Д゚;)
というか、通路も通れるのか...という狭さ...。

ベビーカーを置ける場所がある、という説明もあったが、それは畳めばベビーカーを置けるという意味だった

呼吸器をはじめ医療ケア用品だらけのバギー。
畳むことはできないし、万が一畳んだとしてもベビーカーとは違い厚みがあるからどっちにしろ置くことはできなかった。

車椅子の方って今まで乗ったことないのかな?普通電車のグリーン席...。

席は空いてるのに席に行けないっっ
バギーの置き場所はあるのにバギーを置けない...(^-^;

結局、写真のように入り口の通路に3人でいた。
ここも狭いので駅に着くたび降りる人、乗る人を避け、右ドアか左ドアかどちらが開くかによっても地道に移動していた3人。
ドアが開くたびに外へ出られたら一番いいのだけど、スロープがないので無理だったーー

“すみませんっ!”を何回言ったかなぁ(TдT)。
人が多い都会にいると障害児ってことをまざまざと思い知らされる気がするっっ。居場所がないっ!←これ、一時的な被害妄想。きっと慣れとか知識があれば回避できるはず。

でも....
その後感動がっ!!!!

まず、一人の乗客の方が私たちに気が付き、
「うちは犬+犬用ベビーカーだから移動できるので、こちらに座ってください!」
とベビーカー置き場のすぐ前の席を譲ろうとしてくれた♡♡♡

ありがとうございます!
その席でもバギーは入らなかったのでお礼を言わせていただきつつ、お気持ちだけ頂いた。

それからまたしばらく乗っていると....
切符を確認しにきた駅員さんが中心となって、その時にはまぁまぁ人がいた席の方々を相席等で少しずつつめて移動してくださり、
全て進行方向へ向いていた席の一つをひっくり返しボックス席(4席ある)を作ってくれた!
「ここなら入れますかね...?」
と(♡∇♡)

それでもバギーは入らなかったが、その皆さんのお気持ちがありがたく、結局バギーのみを入り口通路に残してそらと呼吸器を持って席に座らせて頂いた。

↑下半分はその時の写真。
そらは席に座って外を見ることができたのが嬉しかったようで、本当にいい顔をしていた。
知識として知っていた“電車に乗る”ってこういうことかー!と思ったのかも(*´ω`*)☆☆
行きは席ではなくバギーに座ってたしね。
みんなと同じ席が嬉しかったのかも!

電車が駅に止まるたびパパかママのどちらかが通路のバギーをじゃまにならないよう地味に移動しなくてはならなかったが、でもそらの笑顔とそれを見て微笑んでくれた周りの席の方々の表情にすごくすごく心が熱くなった♡♡♡

もちろん!
電車を降りる時は再度皆さんにお礼を言って降りました!
義務からのお礼ではなく、心からのお礼...
言うほうも気持ちいい~♪

初電車
チャレンジして良かった!

ケアチャネルより一言

電車チャレンジの帰りのこと。
まだまだ現実は厳しいこともたくさんありながら、嬉しいことも。
最初に声をかけてくれた方も勇気がいったかもしれませんが、周りの方が次に違う場所で同じような状況を見かけた時、一歩踏み出す勇気のきっかけになったかも(^^)

呼吸器っ子☆そらとママの手作り生活

※記事内で紹介している方法等は、あくまで体験者の実践している方法であり、当社において安全性や症状の改善・効果等を何ら保証するものではありません。お客様ご自身においてご確認の上、対象者の症状、性質、身体状況などを踏まえ、お客様の自己判断で実践してください。

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