介護食活用で効果的な機能訓練を(株式会社クリニコ・デイサービス ハナハナ)

取組み

「デイサービス ハナハナ」は今年1月に開設した短時間デイ。50人近い登録者は要介護1、2が多く、理学療法士の指導のもとトレーニングマシンや機能訓練器具「レッドコード」を活用した個別機能訓練を実践している。
それとともに、介護食提供サービス、介護食・流動食メーカーとの連携で新たなサービスを展開している。

約3時間のプログラムは看護師のバイタルチェックにはじまり、全員で準備運動をはじまり、全員で準備運動を行った後、マシン、レッドコードを個別で実施。休憩時間には薬石セラミックボールを使用した「足癒」で血流を促進しリラックス。最後は職員が自らたてた抹茶で一息、団欒の時間を過ごす。
さらにサービス終了後は一般向けのフィットネスクラブとして開放。1回300円、最大3時間までの利用が可能だ。
管理者の谷本いづみさんは老健でケアマネージャーを務めていた経験から、リハビリの大切さを学び同事業所立ち上げの構想に至ったという。
「運動の結果を目に見える形にし、本人のやる気をを引き出すことが大切です」と谷本さん。ソフトを使い体重、立位姿勢、歩行速度等を写真・動画で記録し、本人に変化・改善を自覚させる。そうすることで、次の目標意識をキープできるという。
あわせて、食事をきちんと摂れているかの確認も大切だと谷本さんは話す。短時間デイのため食事は提供しない代わりに、朝のバイタルチェックで朝食等の聞き取りを行う。
谷本さんは「話を聞くと、実は朝食を食べず、薬も飲まずに来る利用者もいます。そうなると効率的な筋力アップにはつながりません」と説明する。そのような利用者に対し同事業所では、機能訓練前後での栄養補給を目的とした介護食品の活用をすすめている。
「リハたいむゼリー」はその1つ。1袋120あたりのたんぱく質は10gで、うち必須アミノ酸の35〜40%を占めるBCAAが2500mg。またエネルギーは100kcal含まれ、運動に必要な栄養素をタイミングよく摂取できる。さっぱりとしたマスカット味は濃すぎず甘すぎず、利用者からは「すっきりとして飲みやすい」と人気だ。
食欲が落ち気味の利用者へすすめることも。また、水分補給としての用途も高い。「店頭だと手に取りにくい介護食品も、普段のバイタルチェックや運動の延長として提供しているため、商品の信頼性にもつながっているのでは」と谷本さん。マシントレーニング中の利用者へスタッフが商品の説明を行う場面もしばしば見られる。
商品は全て利用者の自己負担で、毎月の介護サービス利用料金とは別に支払われる。この仕組みを提供するのが「モッテコ」の介護食提供サービスだ。
介護事業所はまずサービスを導入し、モッテコのスタッフが商品小棚の設置と注文商品の陳列、そして事業所の職員へ商品知識・活用方法等の指導を行う。手軽に選びやすいよう、取扱商品は3〜4社、10点程度に絞っている。
事業所の費用は商品購入代のみで、配送・補充等も同社スタッフあ無料で行う。現在、実施エリアは東京23区のみで、今後他地域での展開も予定している。
ハナハナではオープン直後の2月から同サービスを利用開始。食事の聞き取りなどからその人に合った商品を一緒に選ぶ方法で、現在は月60〜80個販売している。
例えば「自宅での料理が大変」という利用者へは、午前のプログラム終了後に「やわらか亭」などご飯付きのメニューを紹介。なかには通所毎に4、5食買っていくヘビーユーザーもいるという。

事業所情報

事業所名 株式会社クリニコ
事業内容 森永乳業株式会社の病態栄養部門として医療食、嚥下食および
栄養補助食品を開発・製造・販売
資料・サンプル請求
(平日9:00〜17:30)
0120-520-0520120-520-052
資料・サンプル請求
お申込みフォーム
https://www.clinico.co.jp/medical/request
サービス地区 全国
本社(東京都目黒区)
支店、営業所(北海道・青森・秋田・岩手・宮城・群馬・栃木・
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徳島・愛媛・高知・福岡・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)

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