三つの「しん」☆訪問看護ステーション しん 〜平野宏一代表〜

インタビュー

大阪府交野市にある訪問看護ステーションしん。
代表である平野宏一さんにお話を伺いました。
今回は、どのような想いで在宅医療に向き合われているのか、"訪問看護ステーションしん"が大事にされていることは何なのか、などいろいろなお話をお聞きしました。

在宅医療との出会い
インタビュアー:本日はお忙しい中、お時間いただき、ありがとうございます。
平野さんが在宅医療に関わろうと思われたきっかけ、訪問看護ステーションを立ち上げられた経緯、どのような想いで運営されているのか、など詳しくお聞かせいただければと思います。
本日はどうぞよろしくお願いします。

平野代表:よろしくお願いします。

インタビュアー:平野さんは作業療法士でいらっしゃるわけですが、最初から在宅医療に関わろうと思われていたのですか?

平野代表:私が作業療法士になったきっかけは母親の病気でした。入院先の病院で母はリハビリを受けていまして、その担当理学療法士というのが、偶然にも私の出身高校の同級生だったのです。その彼を通して初めてリハビリというものを知りました。

インタビュアー:同級生。すごい偶然ですね。

平野代表:そうですね(笑) その再会がなかったら、今こうしてお話することはなかったかもしれません。その彼からいろいろな話を聞きました。病気を発症してからの各回復過程による病院でのリハビリテーションの役割や、実生活に則した訪問によるリハビリの存在などです。その際、リハビリだけでなく訪問という存在も同時に知り、気が付いたら、療法士の養成校の願書を取り寄せていました。

運営者として
インタビュアー:平野さんは前々職から運営者として在宅医療に関わられているとお聞きしました。

平野代表:はい。さまざまな専門職が、ご利用者をはじめとして各関係者と向き合い、持てる力を発揮できる環境を整えることが、私にとっての役割であると感じた時から、運営に携わるようになりました。
そして、その時期に事業を運営する上で大切にするべき”芯”を学びました。その芯を共有できる人が増えれば、それだけ多くの方により良いサービスを提供できるわけです。

インタビュアー:確かにそれができれば多くの方により良いサービスが届きます。

平野代表:運営責任者・運営の一端を担った経験は多くの学びを私に与えてくれました。その後、より良いサービスを、さらに確実に実行するために、弊社を立ち上げることにしました。そして、立ち上げてからも沢山の学びに恵まれました。
三本のしん
インタビュアー:”しん”という名前は理念に繋がるとお聞きしました。

平野代表:弊社では、「信頼関係を大切に」「芯を持つことを大切に」「後進の成長を促すことを大切に」という理念を掲げています。
全てに『しん』が含まれています。また新しいことの『しん』、親しみやすさの『しん』、前に進める『しん』など、さまざまな『しん』に繋げることもできることから、平仮名での事業所名としました。

インタビュアー:他にも大事にされていることはありますか?

平野代表:理念の他に規範というものを設けています。ただ、規範と言ってもそんな大げさなものではなくて、仕事をしている上で大事にしないといけないと感じたことをスタッフから挙げてもらい、それを明文化して忘れないようにしています。
また、弊社では、物事を考える上での、明確な判断基準を用いており、そしてそれを基に考えれば、自ずと自分たちがやるべきことが見えてくるようになっています。

インタビュアー:なるほど。訪問の現場だけじゃなくて、いろいろな場面で大事になることですね。

平野代表:そうなのです。スタッフも皆これらを大事にしてくれているので、事業所の雰囲気はとてもいいと思います。
これから一緒に働いてくれるスタッフもそんな想いに共感してくださる方がいいですね。
看護とリハビリの両輪
インタビュアー:しんのこれからの展望や方向性を教えてください。

平野代表:これまでリハビリを強みとしていました。しかし、現在では、看護にも力を入れています。そもそも訪問看護ステーションとは、看護とリハが共に強みを活かしてサービス提供することができる事業であり、むしろこの「看護×リハ」を活かさない手はないのです。これからは、訪問看護ステーションの機能充実・強みを活かした事業拡大に力を入れていきたいと考えて居ります。

インタビュアー:具体的に看護とリハビリが連携することでどのようなメリットがありますか?

平野代表:看護専門職・リハ専門職だけの訪問もあるのですが、それに関わらず、お互いの専門的視点を共有することでより良いサービスとなるのです。よく専門性の違いにより連携の難しさを耳にすることがあります。弊社では、連携する上で専門性の違いはあっても同じ人間ですから、人と人のつながりに配慮したり、他のスタッフ、事務のサポートも含めて、互いを理解し、組織でやっているという意識を持つことでクリアしているように感じます。もちろんこれもしんの規範の一つでもあります。

インタビュアー:最後にケアチャネルを見ておられる方々に一言お願いします。

平野代表:これからの訪問看護は、病院に対して求められてきたことが、これまでにも増して求められていくとヒシヒシと感じます。これから弊社はそれを踏まえ、より多くの”しん”の仲間を集い、自分たちができることを精一杯かたち作っていく必要があります。まだまだやりたいこと、やらなければならないことはあります。そのためにも働きやすい、長く働ける職場環境作りにも力を入れています。
どうぞ皆様のお力を貸してください。

インタビュアー:これからも地域を盛り上げていってください。期待しています。 本日はどうもありがとうございました。

事業所情報

事業所名 訪問看護ステーションしん
住所 〒576-0041 大阪府交野市私部西一丁目29番3号バレイ交野3F
電話番号 072-895-5535072-895-5535
FAX 072-895-5534
サービス地域 交野市、枚方市、門真市
※記載地域以外(寝屋川市、四條畷市、大東市 その他の市町村もご相談ください)

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