社会資源としての作業療法士(前編)☆かなえるリハビリ訪問看護ステーション〜伊藤直子先生①〜

インタビュー

大阪市西区に本社をかまえるかなえるリハビリ訪問看護ステーション。
作業療法士であられる伊藤直子先生は、30年以上大阪でお子さんのために尽力されてきました。
その伊藤先生に詳しくお話を伺いました。
早期療育プログラム
インタビュアー:今回は伊藤さんご自身についてお話をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

伊藤先生:よろしくお願いします。

インタビュアー:まずはじめに作業療法士になられたきっかけについてお教えいただけるでしょうか?

伊藤先生:幼い頃から私は足が悪くて、高校生の時に体育の単位を取るために身体障害者スポーツセンターに行くことになったんです。そこでまだ得意なほうの水泳を選びました。水泳をやっているうちに障害者の全国大会に出ることになり、金メダルを取れたんです。そこで障害のあるいろいろな友達ができました。それまでは地域でほんの少ししかいなかった障害者の友達も全国をみればたくさんいるんだと気付きました。

インタビュアー:世界が広がった瞬間ですね。

伊藤先生:そうなんです。それで他の障害者スポーツにも触れてみたのですが、やっぱり水泳の良さを伝えたいと思うようになって。でも水泳の専門家ではなく、障害のある人のことがわかる者として水泳を教えることができれば・・とその時イメージしたのがOTの仕事だったんです。アクティビティとの出会いを創る仕事というイメージですね。
インタビュアー:小児リハビリテーション病院で長くお勤めになられたとお聞きしました。

伊藤先生:当時、小児をしようと思った時に、肢体不自由児施設しかなく、探していたら生まれ育った家のすぐ近くにあることを知ったんです。ずっと足が悪かったのに全然知らなくて・・・
最初3年くらいで辞めるつもりだったんですけど、気付けば34年もしていました(笑)

インタビュアー:病棟ではどのようなことに力を入れられていたのでしょうか?

伊藤先生:30年以上もいれば、0歳だった子も30歳なので一人の子どもの人生をみれました。折々にでてくる課題や必要なこと、予防すべきことなどがわかるようになりました。
具体的には、外来リハや入院での集中リハなどをうまく使いながら成人期までみていましたが、その後、予防的観点を含めて通園での早期療育プログラムに着手しました。

インタビュアー:早期療育とはどのようなものでしょうか?

伊藤先生:3歳までにはこれくらいのこと、就学までにはこれくらいのことを、というような、就学までの6年間で段階的に療育をするプログラムを作ったんですね。
ですが、なかなか通園でやってきたことを学童期に維持するのも難しいですし、人数も多いので一人の子どもに細かく付くというのも難しかったですね。

インタビュアー:在宅訪問であるかなえるリハビリで働くようになられたのは、そうした難しさを感じられてのことでしょうか?

伊藤先生:そうですね。病院でできる作業療法とはまた違った角度からみたいと思って、縁があってかなえるリハビリでお世話になることになりました。

後編へつづく・・・
社会資源としての作業療法士(後編)☆かなえるリハビリ訪問看護ステーション〜伊藤直子先生②〜

事業所情報

事業所名 かなえるリハビリ訪問看護ステーション
住所 〒550-0015 大阪市西区南堀江1-16-15 名城ビル4階D号室
電話番号 06-6531-350006-6531-3500
FAX 06-6531-3510
サービス地域 大阪市内全域・大阪府下全域

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